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法人概要

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あゆみのこころ

歩・実・心

私たちのあゆみ 私たちの実践 私たちのこころ

私たちのあゆみ

ありのままを見つめ、声なき願いを想い、そして、今を踏みだす。

近年、社会福祉や社会福祉を取り巻く環境の変化はどんどん早くなっていると言われています。しかし一方、社会やシステムがどれだけ変化しても、人間や人生、社会のありようの本質は大きく変わるものではないようにも感じています。もちろん、その本質を正確に見極めることなど私たちにはとてもできませんが、それは、光と闇がグラデーションを織り成しながら成り立つきわめて多面的な姿ではないかと考えています。
そのような中で、私たちは、何事にも当たり前はないものとして人間と社会の本質をみつめ、よく取り上げられるような側面だけでなく、別の側面にも気づくこと、時に、当事者すらも気づいていないニーズにも気づくことには大変大きな価値があるものと考えています。 現在私たちは、高齢者福祉や障がい者福祉、児童福祉を中心に事業を展開していますが、こうした福祉課題は、以前にくらべ(不十分な部分を残しながらも)社会の一部として確実に認知されてきています。けれども、私たちがそれぞれのサービスに取り組み始めた当時は、いつもそこに新しい価値を見出すことから踏み出してきました。一方で、現在も含めその挑戦の過程には、反省すべき点が伴っていることも否めません。しかし、それでもなお、人間と社会の本質をみつめようとしてきた先人方のあゆみに敬意を払い、これからも私たちのあゆむ道筋(方向性)として見据えてまいりたいと思います。

私たちの実践

今日までを見つめ、未来を想い、そして、今を営む。

私たちが日々の営みとしている、生活の支援においては、今だけを切り取ったサービスをもってご利用者とかかわるのではなく、全て連続した「人生」という文脈の中でサービスを考えなければなりません。これはつまり、その人の今を、今日までの日々からどのように理解するか、そして、その人の未来をどのように彩るのか、という能動的な思考を大事にすることに他ならないと考えています。こうした思考、いわば想像力は、何も支援者として必要というだけではなく、何かの目的にむかって取り組む全ての人に共通して求められるものでもあります。
もちろん、私たちの想像は常に正しいものではありません。もっと言えば、こうした想像は十人十色であり、正解も不正解もないものです。しかし、それでもなお、こうした自らの価値観や人生観をもった想像力を根拠とする営みこそが、私たちのサービスや役割、業務において最も大事にしたい専門性であり、日々の実践でありたいと考えています。

私たちのこころ

自らを見つめ、生かされてきた日々を想い、だから、今を生きる。

私たちが社会福祉に関わって60年以上がたっています。しかし、これまでを振り返った時に、どれだけのことができたでしょうか?何らかのお役に立てたという自負もある反面、恥ずかしながら反省すべき点も少なくありません。さらに言えば、私たちが「反省すべき」と気づいていない「反省すべき」点もあるのではないかと思います。
にもかかわらず、それでも私たちは今日という日を迎えることを許されています。この事実は、多くの方々の有言無言の寛容と励ましをいただきながら生かされていることを表しています。こうした大きなつながりへの感謝と、そして、ほんの少しでもお返ししていこうとするこころは、私たちが今後も社会福祉事業を展開する中で、そして生きていく上で非常に大きな原動力となります。
しかし、恥ずかしながら私たちは、こうした心をつい見失ってしまいがちです。皆様のご指導とご叱責をいただく中で、常に自らを省みながら、私たちを育んでいただいた大きなつながりに対して、ほんの少しでもお役に立てる生き方ができるよう心掛けたいと思っています。