2021年4月30日

平成31年4月1日、高陽荘は、前運営法人である広島光明学園より事業譲渡を受け、新たに三篠会の施設として運営を開始しました。

改めまして、事業譲渡の経緯ですが、高陽荘は開設から40年以上が経過しており、建物の老朽化が著しい状態にあったため、前運営法人では大規模修繕が困難として、一時は閉鎖も検討されていました。しかし、地域の大切な社会資源として、事業を継続していく方法を模索し、広島市・両法人間で話し合った結果、「法人間での事業譲渡による継続」という結論に至りました。

事業譲渡という形にはなりましたが、ご利用者・職員はそのまま高陽荘に残る形となり、これまで大切に築かれてきたご利用者との関係性を維持することができました。

また、ひとつの敷地に、「広島光明学園（第二高陽荘）」「広島高陽学園（認定こども園）」「三篠会（高陽荘）」の3法人が事業運営する形へと変わりましたが、これまでの関係性を維持し、お互いに協力し合いながら、事業を運営しています。

経営移管からの2年間、「ご利用者が落ち着いた日常を送れること」を第一に考えてきたため、ホームページ等への情報発信まで手が回っておりませんでした。移管当初からの課題でもありました大規模修繕工事も無事に終わったため、今後は、ご利用者の日常風景や施設での出来事などについて、ご家族や地域の皆さまに対して、できるかぎり情報発信していきたいと思います。

それでは、次回の更新まで、楽しみにお待ちくださいませ！